成長率5.6%に減速 財務長官「挽回策を」
[ 758字|経済 (economy) ] 有料第1四半期の国民総生産は5.6%増となり、15年第1四半期以来の低い値
フィリピン統計局(PSA)が9日発表した2019年第1四半期の国民総生産(GDP)速報値は、年率換算で5・6%増(前期比0・7ポイント減)となり、15年第1四半期の5・1%増以来の低い値となった。ペルニア国家経済開発長官は同日の会見で、19年予算の成立遅れによって、昨年の予算案を暫定採用せざるを得なかったことが最大の要因と指摘。「それがなければ最大6・6%とみていた」と述べた。