市街地占拠
[ 1014字|社会 (society) ] 有料サンボアンガ市街地占拠事件から1年後の現在も、2万3人が避難生活続ける
1年前の2013年9月9日から約20日間続いたミンダナオ地方サンボアンガ市街占拠事件は、発生から1年が経過した現在も、被災住民約4430世帯、約2万3千人が小学校やスポーツ施設での避難生活を強いられている。避難住民の人数は、9カ月前の13年12月下旬時点とほとんど変わっておらず、仮設住宅建設など公的支援の立ち遅れが際立っている。移住地の選定、用地取得の難航に加えて、同事件後に相次いだボホール地震(同年10月)と台風ヨランダ(同11月)の被災地支援に追われたことも、遅延の要因になったようだ。