邦人無理心中未遂続報
[ 1082字|社会 (society) ] 有料被害の息子、精神的に落ち着きみせ「父親とまた暮らしたい」と望む
マカティ市在住の日本人男性(65)が十歳の長男と無理心中を図ろうとした事件から約三週間がたった。男性はマニラ市内の国立病院を退院し帰宅。同市の社会福祉施設に入所中の息子は精神的な落ち着きを取り戻しているという。首都圏警察マカティ署は今週中にも親族殺人未遂容疑で男性を送検する方針。息子とフィリピン人の妻(31)は男性を許しており訴追の意思はない。だが、親子三人で新しい生活を始めるまでの道のりは遠いようだ。