選挙不正疑惑
[ 1273字|政治 (politics) ] 有料07年上院選の再集計で大量の不正票が確認され、次点のピメンテル氏が逆転当選
前々回上院選(2007年5月、改選数12)の再集計を進めていた上院選法廷(SET)は11日、次点で落選したアキリノ・ピメンテル氏(47)の逆転当選を宣言した。ミンダナオ地方マギンダナオ州分などで約40万の不正票や集計食い違いが見つかり、これらを公式集計の得票数から除外した結果、中央選管の公式集計で13位だった同氏と12位のズビリ前上院議員=3日辞任=の順位が逆転した。SETの再集計による当落逆転は、1987年の現憲法施行後初めて。