赤十字拉致
[ 1169字|社会 (society) ] 有料犯人側、残る外国人2人を解放するための条件に国軍の引き揚げを再要求
ミンダナオ地方スルー州で赤十字国際委員会(ICRC、本部スイス・ジュネーブ)の職員三人が武装集団に拉致された事件で、比人女性メリージーン・ラカバさんの解放から一夜明けた三日、比赤十字社スルー支部長を兼ねるサヒドゥラ同州副知事は、残る外国人男性職員二人の解放条件について犯人側が国軍部隊の引き揚げを再要求していることを明らかにした。これに対し政府側は軍事的圧力をかけることで、残る二人の解放に全力を挙げる方針。このため国軍が今後、犯人側の部隊再配置要求にどう対応するかが、解放実現への鍵を握りそうだ。