進まぬ古文書の保存作業 国立公文書館
[ 742字|社会 (society) ] 有料「スペイン時代」解明の試み
スペイン植民地時代の歴史を解き明かそうと、マニラ市エルミタにある国立公文書館は、いま、十六世紀中期から十九世紀末にかけて作成された法令や書簡、納税証明書などの公文書の目録作りとマイクロフィルム化に取り組んでいる。保存状態が悪いため、早急な作業が求められるが、五年前から始めた作業は予算不足のカベに当たり、マイクロ化できたのは二割程度というのが現状だ。
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スペイン植民地時代の歴史を解き明かそうと、マニラ市エルミタにある国立公文書館は、いま、十六世紀中期から十九世紀末にかけて作成された法令や書簡、納税証明書などの公文書の目録作りとマイクロフィルム化に取り組んでいる。保存状態が悪いため、早急な作業が求められるが、五年前から始めた作業は予算不足のカベに当たり、マイクロ化できたのは二割程度というのが現状だ。