予報士流出
[ 1146字|社会 (society) ] 有料比気象庁、8年前と比べて気象予報士が4割減。高給求めて海外へ
世界経済のグローバリゼーションが加速、英語が幅広く使用されるフィリピンでは高給を求めて医学、情報技術(IT)、航空業界と各分野の専門職従事者の海外流出が進む。各業界が危機感を募らせる中、比気象庁が気象予報士の人材流出に頭を抱え込んでいる。八年前と比べて天気予報課の中核を担うベテラン予報士約四割が海外へ転職した。人材流出が続けば熱帯低気圧が頻発する六月︱十月の予報の質に影響する恐れもあると懸念が高まっている。