赤道ギニア大統領訪比
[ 1211字|政治 (politics) ] 有料新たな石油の宝庫とされるアフリカの資源探査で比が米国の代役を果たし始めた
比エネルギー省傘下の比石油公社(PNOC)がアフリカ諸国の石油資源開発支援へと動いている中、面積三万平方キロ弱、人口五十万人の西アフリカの小国、赤道ギニア共和国のオビアン大統領が十九︱二十二日まで国賓として訪比している。国際石油資本(オイルメジャー)が「アフリカのクウェート」と命名して権益確保に躍起になっているこの国と比政府は同大統領訪問中に石油資源開発協力協定を締結した。「主役」であるPNOCの背後には米メジャーの影がちらついている。(加治康男)