邦人殺人未遂事件が発覚
[ 1859字|社会 (society) ] 有料1.5億円の生保に加入 受取人は元上司 知人の邦人らが「実行」
以前に勤務していた不動産関連会社の社長からフィリピン出張を依頼された神奈川県出身の日本人男性が一九九七年五月、社長の知人の日本人男性にルソン島カビテ州へ連れて行かれ、左胸などを撃たれてひん死の重傷を負っていたことが十九日、明らかになった。その後の警察の調べで、男性は約一億五千万円の生命保険に加入しており、保険金の受取人はこの会社社長だったことが分かった。神奈川県警では、比警察当局と協力して実行犯の行方を追うとともに、事件の背後関係について調べを進める方針。