石油会社襲撃
［ 767字｜社会 (society) ］ 有料18日早朝、マカティ市中心街のシェル本社に手りゅう弾。ＮＰＡの犯行か
十八日午前四時四十五分ごろ、マカティ市サルセド・ビレッジにある石油元売り大手のフィリピナス・シェル本社ビルに手りゅう弾や銃弾が撃ち込まれ、窓ガラスなどが破損した。日曜日早朝でけが人はなかった。同社は、石油製品価格を断続的に値上げした一九九九年、値上げに抗議する共産党系の都市ゲリラ組織、アレックス・ボンカヤオ・ブリゲード（ＡＢＢ）から同様の襲撃を受けている。今回は共産党系の新人民軍（ＮＰＡ）が米英オイルメジャーのひとつ、シェル社を標的にしたとの見方が浮上している。
