ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 309字|2004.4.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
森林火災に警報
本格的夏の到来で環境天然資源省(DENR)は森林監視員に対し、森林火災に十分注意するよう警報を発している。ゴスン長官は特に森林復興計画実施中の森林で火災を起こさぬよう予防的措置をとるよう求めている。
昨年も森林火災で森林復興計画に基づいて非政府組織(NGO)が植林したせっかくの樹木が多数消失している。一九九五年には、東ネグロス州バサイ、アムラン町などで二十四万七千百十五本の樹木が消失する大火があった。
DENRの追跡調査では、たばこの吸殻の投げ捨てによりカヤなどに燃え移って火災が発生したケースが多いという。ビサヤ地方で昨年起きた大水害のため、DENRは森林復興計画強化を迫られている。(13日・ブリティン)