「世界に通用する技量」政府が海外就労女性を表彰
[ 911字|社会 (society) ] 有料婦長、報道人、プログラマー、会計士ら8人
フィリピンで三月は「女性月間」。その記念事業として二十九日、海外で活躍する女性の表彰式(主催・労働雇用省)がケソン市の職業安全健康センターで催された。席上、「女性の役割委員会」会長のオーロラ・デディオスさんは「成功した人たちは、フィリピン人女性がたくましく、世界で通用する技量と能力があることを証明した」と称賛した。今年表彰されたのは八人。いずれも成功者ばかりだが、故郷に家族を残し、海外に働きに出るフィリピン人女性の「サクセスストーリー」の陰には、苦しみも悲しみもあった。