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[ 363字|2001.3.30|社会 (society)|econoTREND ]
□主要TBレートが6カ月ぶりの低率
26日に行われた財務省証券(TB)入札で主要銘柄の一つの91日物TBレートが、先週比で0.597ポイント減の9.059%へと大幅に下落した。これは昨年9月4日に記録した8.921%以来、約6カ月ぶりの低率。23日に中央銀行が翌日物金利など主要金利を0.5ポイントずつ引き下げたのに連動した動き。インフレ率が落ち着いていることや金融市場での余剰資金が安定した政府証券に流れ込むのは必至な状況から、同省は今後さらにTBレートが続落すると予想している。他の主要銘柄も続落、182日物TBレートが先週比0.205ポイント減の10.331%で、やはり6カ月ぶりの低率、1年物(364日)TBレートは同0.383ポイント減の10.957%で、8カ月ぶりの低率を記録した。応札額は107億3,800万ペソで、発行額は上限の40億ペソだった。