アンガットダム 水位は下がる一方
[ 851字|社会 (society) ] 有料首都圏の水ガメ、ピンチ
相変わらず首都圏で雨が降らない。五月二十五日に気象庁が「雨期入り」を宣言して雨が降りだしたと思ったのもつかの間だった。水不足で最も気がかりな首都圏の水ガメ、アンガットダム周辺の降雨は、例年を大幅に下回り、七月に入ってからの降水量も一昨年、昨年に比べて少なく、ダムの水位は下がる一方。首都圏水道局は「水を供給できなくなる危険水位までにはかなりの余裕はあるが、水不足解消はまだ先になりそうだ」との見方をしている。