「過去最も深刻な事態」 アユギン礁事件で国家タスクフォース
[ 1639字|社会 (society) ] 無料比政府は5日に発生した中国の妨害による比中巡視船衝突、比職員負傷事件を「最も深刻な事態」と説明
南シナ海で5日に実施された比海軍・比沿岸警備隊(PCG)によるアユギン礁(英名セカンドトーマス礁)への補給任務で、中国側の妨害により比中巡視船が衝突したのに加え、比職員が負傷する事故が発生したことを受け、西フィリピン海国家タスクフォースは6日、緊急記者会見を開いた。国家安全保障会議のマラヤ事務局長補は今回の事態を「過去最も深刻なケースだ」とし、中国に対して「口では対話と協議に基づき紛争を平和的に解決しようと呼びかけながら、正反対の行動を取っている」と非難。「対話をするためには、まず一方的、違法、無責任な行動をやめることが必要だ」と要求した。