戒厳令関連著作の追放を懸念 マルコス新政権誕生で比大教授ら
[ 910字|社会 (society) ] 無料新政権下で戒厳令関連著作が追放される可能性があると比大教授らが懸念を表明
9日の大統領選の非公式集計で当選確実となったボンボン・マルコス氏が新政権でどのような閣僚陣を任命し、政策を打ち上げるかなどについて憶測が飛び交う中、フィリピン大の歴史学部で教鞭を取るフランシスコ・ギアン准教授は11日、戒厳令に関する著書が教材として、または出版界から追放される恐れがあるとの懸念を表明した。ギアン准教授は情報操作に反対する学識者たちの団体、「アカデミア・アット・バヤン・ラバン・サ・ディスインポルマション・アット・ダヤアン」の代表も務める。