首都圏大地震の対策急ぐ 「ビッグワン」で3万人死亡も
[ 812字|気象 災害 (nature) ] 有料ルソン中部地震を受け、首都圏で想定される大地震「ビッグワン」の危険性を指摘する声高まる
22日に発生したルソン中部地震を受けて、首都圏とその周辺で想定され、3万人以上が死亡するとみられているマグニチュード(M)7・2以上の大地震「ビッグワン」の危険性を指摘する声が相次いでいる。首都圏近郊には南北に走るウエストバレー断層(全長100キロ)とリサール州を走る短いイーストバレー断層(同10キロ)があり、フィリピン火山地震研究所は「われわれが生きている時代に大地震が発生するだろう」と警告した。