比残留孤児
[ 1776字|社会 (society) ] 有料太平洋戦争中、日本人の両親と生き別れた残留孤児、67年ぶりの戸籍記載が実現
太平洋戦争中の1944年、ビサヤ地方東ネグロス州内で日本人の両親と生き別れになった比残留孤児の日本人女性(67)の名前が10月中旬、出生から67年を経て本籍地・沖縄県八重瀬町(旧具志頭村)の戸籍に記載された。6年前に亡くなった母親の「娘を戸籍に入れてやりたい」との遺志をかなえるため、地元の日系人会や日本の民間団体が支援した。この女性は「日本人として認められるという夢の実現を手助けしてくれた皆さまに感謝したい」と話している。