前政権不正疑惑
[ 1150字|政治 (politics) ] 有料療養目的の前大統領出国許可申請で、「直ちに認める必要はない」と司法長官
自動化選挙改正法(共和国法9369号)違反容疑などで告発されたアロヨ前大統領=現下院議員=が海外療養目的の出国許可を求めている問題で、デリマ司法長官は3日、首都圏マニラ市の司法省で記者会見し、「直ちに出国を認めなくても、命に別条はない」との認識を示した。最終的な結論は数日以内にも出す意向だが、随行者や訪問予定国の多さに「療養以外の目的があると思わざるを得ない」と不信感をあらわにし、出国を認めない方向で検討を進めていることを示唆した。