困窮邦人
[ 1198字|社会 (society) ] 有料比人一家が困窮した日本人退職者の食事、家賃肩代わり。早期帰国促す
首都圏ラスピニャス市内のアパートで困窮生活を送っていた神奈川県出身の日本人男性=当時(68)=が八月中旬、病院で死亡した。同居人だった日本人退職者男性も現在、同じアパートで生活費に窮し、家賃支払いもできない厳しい状況に陥っている。アパート管理人の比人一家は退職者男性が約七カ月前に脳梗塞を患ったことに同情し、毎日三度の食事を差し入れるなど支援を続けている。しかし、経済的にも限度に達している上、退職者男性の健康状態が不安定なのを心配し、「早期帰国が最善」と在比日本大使館の支援を求めている。