臓器売買調査
[ 1253字|社会 (society) ] 有料岡山、比両大の臓器売買調査終了、調査対象の半数が外国人に腎臓提供
岡山大大学院医歯薬学総合研究科とフィリピン大学哲学部(首都圏ケソン市ディリマン校)による比の臓器売買実態調査の最終結果が二十五日、同哲学部生命倫理ワークショップの中で発表された。調査対象となった腎臓提供者は三百十一人(うち女性十九人)に上り、このうち五一%に相当する百五十九人が外国人患者(うち日本人十五人)に提供したほか、六八%が提供理由を「貧困」のためと回答していたことも分かった。