前大統領裁判
[ 1367字|社会 (society) ] 有料前大統領、1審判決再考申し立てを取り下げ。一転して恩赦を現政権に要求
在任中に約七億三千万ペソを不正に蓄財したとして、略奪罪で終身刑の一審判決を受けたジョセフ・エストラダ前大統領(70)は二十二日、公務員特別裁判所特別部(デカストロ裁判長)に提出した判決再考申し立てを取り下げるとともに、恩赦を求める書面をアロヨ大統領に送った。書面では、「上告したとしても無罪判決が出るまで長期間の拘置生活を強いられる。上告は無益」と上告の可能性も否定しており、恩赦が認められない場合は、一審の有罪判決が確定する。