前大統領有罪
[ 1662字|社会 (society) ] 有料評価真っ二つ。マニラ市トンドでは「不当判決」、マカティ市内では「妥当判決」の声
エストラダ前大統領に対する終身刑判決から一夜明けた十三日、首都圏マカティ市のビジネス街と前大統領支持者の多い首都圏マニラ市トンド地区で、判決への感想や意見を聞いた。取材対象は住民や会社員ら各十人ずつ。トンド地区では、十人のうち九人が「無実を信じている」「直ちに釈放を」と判決に否定的。一方、マカティ市では十人全員が「出るべくして出た」「公正な判断」と判決を評価した。前大統領退陣後、「富裕層対貧困層」という階層間対立の政治色が強まる中、判決の評価も真っ二つに分かれた。