保護施設で生まれ育ったタマラオが死ぬ
[ 241字|2020.10.13 ]
ルソン地方西ミンドロ州リサール町にある生物多様性保護研究教育センターで11日、カラバオ(水牛)のフィリピン固有種で希少動物であるタマラオの「カリバシブ」が死んだ。同センターの前身であるタマラオ遺伝子プール農場と呼ばれる保護施設で母親「ミミ」から生まれた雄のタマラオ。保護施設で生まれ育ったタマラオとしては「カリバシブ」が唯一の個体だった。1999年6月24日生まれで、21歳だった。20〜25歳が寿命とされるタマラオとしては高齢で、老衰で死亡したとみられている。(12日・テンポ)