東ネグロス州ドゥマゲテ市のシリマン大学は今や野生生物の保護区だ。野生生物に危害を加えることを厳格に禁じることを大学の評議会が宣言している。62ヘクタールのキャンパスには動物園、植物園、マングローブ庭園もあり、同大の研究環境管理センターの調査で113種の樹木のほか、鳥類62種、ほ乳類32種、爬虫類・両生類27種の生息が確認されている。評議会副議長のアルカラ同センター長は「1941年から生物多様性を研究、重要性を主張してきた組織として、野生生物保護はシリマンの責務だ」と語った。(9日・テンポ)
大学が野生生物の天国に
2019/10/10