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1月26日のまにら新聞から

比にも合理的な休みを 中国式の休日

[ 640字|2020.1.26|社会|新聞論調 ]

 中国のカレンダーは非常に複雑だ。西洋のグレゴリオ暦と太陰暦との併用に加え、休日と祝日が重なると、翌月曜日が振替休日になる。新年にあたる春節は1月25日で、今年は24〜30日が「ゴールデンウィーク」となる。

 2000年に始まったゴールデンウィークには、多くの中国人が里帰りする。例年大混雑のバスや列車のチケットを争奪する光景が当たり前だったが、近年は高速列車をオンライン予約する人も多い。。

 もう一つのゴールデンウィークは、1949年の中華人民共和国建国記念日にあたる10月1日だ。国慶節と中秋節、休日などの組み合わせで今年は8日間に及ぶ。

 中国人は働き者だ。生産性低下を補うため、長い休暇前の週末は特別就労が義務付けられる。週の就労が「8日」に及べども、長い休暇を望む心理は同様だ。国際女性デーの3月8日は女性だけ半休で、「青年の日」の5月4日は14〜28歳が学校や職場を半日休める。「子どもの日」の6月1日は、14歳以下は半休だ。「軍隊記念日」の8月1日、やはり軍人は半休を得られる。

 祝日はその国を表す。春節や中秋節をはじめ、清明祭、龍船節といった伝統はハイパーモダニティ(超近代性)を突き進む中国でも健在だ。省や県、自治区ごとに異なる祝日もある。

 フィリピンには予期せぬ「休日」が多々あるが、仕事の疲れより、むしろ通勤渋滞の疲れから休みが重要だ。比も中国の合理的な休日システムを多少見習ってみてはどうだろう。(24日・インクワイアラー、マイケル・タン)

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