Logo

03 日 マニラ

32°C25°C
両替レート
¥10,000=P3,800
$100=P5,710

03 日 マニラ

32°C25°C
両替レート
¥10,000=P3,800
$100=P5,710

「支援者」には注意を 性的少数者問題

2019/8/30 社会

 トランスジェンダーによる女子トイレ利用問題をめぐる議論が高まると、チャンスとばかりに、政治家らがジェンダー平等を謳(うた)う法案や条例案を世に送り出したが、いずれも多数派に対する逆差別となっている。しかし、今回の問題はサイレントマジョリティーである男性や女性たちが、女性ではない人間による女子トイレへの侵略にうろたえ、それに対して反対の声を上げる機会となった。

 ホンティベロス上院議員が提出した反差別法案は、反女性法案だとみられている。トランスジェンダー男性による女性トイレ使用に反対を表明した女性たちの大多数は、恐れや不安、そして自分たちのプライバシーが侵され、リスクにさらされると言っているのだ。

 ホンティベロス上院議員が反差別法案に関する第1回公聴会を開いた際、よく見られた反応は、この公聴会が性的少数者ではない人々を差別していることや、わずかな少数派のために「私をあわれんでほしい政党」とでも言うような議論になっていたことだった。

 また、LGBTの人たちが差別されているという状況とは別に、男性警備員がセクハラだと告発されることを恐れて、トランスジェンダー男性の身体検査ができなかったり、女性清掃員がトイレに彼らを入れたことで、利用者の女性から告訴されることもありうる。

 ソット上院議員は、この反差別法案がLGBTに対する差別をした違反者に対して10万〜50万ペソの罰金や6カ月の禁固刑を科すという条項に懸念を示している。

 例えば「本物」のLGBTを偽物とどう区別するかという問題もある。筆者はジャーナリストという職業柄、いわゆる「善意の者」や「支援者」の動機にも疑問を感じる。仲間を増やし、必要な時には政治的な支援者として取り込む、やり方を見てきたからだ。(26日・スター、シト・ベルトラン)

おすすめ記事

現政権支持が15%に激減 不支持45%、3月世論調査

2025/4/3 社会 無料
無料

「周縁の歴史」求め トンドの英雄の足跡訪ねる

2025/4/3 社会 有料
有料

比渡航に注意喚起 在比中国大使館

2025/4/3 社会 有料
有料

中国人5人逮捕 サンボアンガ市

2025/4/3 社会 有料
有料

内山安雄のフィリピン&アジア取材ノート第199回 泥棒に遭遇する

2025/4/3 社会 有料
有料

日本人含む188人拘束 当局がPOGO拠点摘発

2025/4/2 社会 有料
有料