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10月3日のまにら新聞から

漁師50人に船を贈呈 サンボアンガ市

[ 470字|2016.10.3|社会|LuzViMinda News ]

 ミンダナオ地方サンボアンガ市のバジャオ(漂海民)の漁師50人に、このほどボート1隻ずつが贈呈された。農務省と漁業水産資源局による貧困問題対策の一環で、漁師には1万6300ペソ相当のボートのほか、漁網などの用具も贈られた。

 ある60歳の漁師は、「本物のボートを持つのは夢だった。これで家族のためにもっと稼げる」と感激の涙を流した。これまでちゃんとしたボートを持ったことはなく、ベニヤ板と木材で造った船で漁に出ていた。贈られたボートはファイバーグラス製で手入れもしやすい。2013年に台風ヨランダによる甚大な被害を受けたビサヤ地方レイテ州タクロバン市の漁師のアイデアが盛り込まれており、耐久性にも優れている。沖合から遠い漁場へ行くことも可能で、漁獲量の増加も期待される。

 バジャオの漁師には過去に政府関係者からボートが贈られる話があったが、ほごにされ続けていたという。今回、各漁師にはボートの所有権証も渡された。

 農務省などは、漁師に今年中に2万隻、来年は20万隻以上のボートの贈呈を計画している。(9月24日・インクワイアラー)

社会

首都圏の防疫措置を強化 デルタ株抑え込みで

[ 1001字|2021.7.31 ] 無料記事

【首都圏は8月6日から20日まで一番厳しい防疫措置「防疫強化地域(ECQ)」に】 ロケ大統領報道官は30日午前、国営PTVテレビに出演し、デルタ株によるコロナ感染拡大を抑え込むため、首都圏を8月6日から20日まで一番厳しい防疫区分である「防疫強化地域(ECQ)」に引き上げると発表した。新型感染症省庁間タスクフォース(IATF)が首都圏の防疫措置を強化するよう勧告し、ドゥテルテ大統領が承認した。  8月1日以降の新防疫区分については、大統領が28日の国民向けテレビ演説で、首都圏を8月1〜15日まで「制限強化の一般防疫地域(GCQ)」に置くと発表したばかりだった。しかし、フィリピン大などの独立研究グループ「ОCTAリサーチ」は、このままでは全国の新規感染者が8月末には1日9100〜1万3000人になると推計、修正防疫強化地域(МECQ)以上の「強力な防疫措置が必要」と主張していた。  保健省も29日、国内のデルタ株感染者数が累計で216人になったと発表していた。ロケ報道官は30日のテレビ記者会見で「ECQは厳しいことは分かっているが、デルタ株感染が急増した場合、病室を確保するためにもこの措置が必要だ」と理解を求めた。  29日付IATF決議によると、首都圏ではECQが始まる前の8月1日から制限が強化され、飲食店などでの飲食は店外飲食も含めて禁止となり、テイクアウトやデリバリーでの注文のみとなる。美容室や理容室、ネイルスパなどのパーソナルケア業種も1日から定員数の30%までの稼働に制限され、屋外の観光地も30%までしか観光客を受け入れることができない。  首都圏とカビテ州を含む近隣4州の間の移動も、エッセンシャルワーカーなど外出許可を得た者だけが認められる。宗教的な集まりで認められるのはオンラインでの集会だけになり、コロナ感染以外の疾病や事故による死者の葬儀ミサや埋葬式などの集まりは家族に限られるとしている。  一方、セブ市とセブ州も感染が拡大しているとして修正防疫強化地域(МECQ)に引き上げると発表した。8月1日から15日までの措置。また、前回の大統領発表通り、イロイロ市とイロイロ州、カガヤンデオロ市とギンゴオグ市の3市1州は8月1〜7日まで首都圏と同様のECQに指定。さらに、北イロコス州とバタアン州、セブ州のマンダウエ市とラプラプ市もМECQに置くとした。これら以外の州や市は「制限強化のGCQ」かそれ以下の防疫区分になった。(澤田公伸)