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8月22日のまにら新聞から

バナナ農園、一時閉鎖

[ 317字|2016.8.22|社会|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 北スリガオ州の大規模バナナ農園が治安問題を理由に一時閉鎖され、約1週間、操業を停止した。フィリピン共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の脅しによるもので、国軍、国家警察とのにらみ合いは当分続きそうだ。

 千ヘクタールのプランテーションでバナナを栽培しているスタンフィルコ農園によると、輸送車がしばしばNPAとみられる武装集団に襲われ、被害が出ている。今年に入りダバオなどに向かう輸送車が襲撃され、燃やされる事件が18件も発生、被害額は2千万ペソに達した。

 NPAが要求した「革命税」を拒否したための報復とみられ、先週、農園を一時閉鎖する事態になった。国軍と国家警察が治安を確保したため、操業は再開された。(12日・ブレティン)

社会

中国艇、記者船を追跡 パラワン沖160キロの比EEZ

[ 518字|2021.4.11 ] 無料記事

【南シナ海の比EEZ内で中国艇2隻が、比の記者が乗った船を追跡】 南シナ海にあるフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内で8日、中国の艦船が比大手メディアABS─CBNの取材班を乗せた船の進路を妨害、追跡するという事態が起きた。英字紙スター電子版などが報じた。  ABS─CBNのサンブラノ記者によると、取材班がパラワン島から南沙諸島(スプラトリー諸島)のアユギン礁(英名セカンド・トーマス礁)に向かう途中、中国海警局の艦船が一直線に接近、無線で「何をしている」と聞いてきた。比人船長はパラワン島に引き返すことを決断し、船がパラワン島方面に向かったにもかかわらず、中国海警局の船はその後1時間におよび追跡。海警局船が追跡を止めた後は、別の中国小型艇2隻が現れて再び取材船を追跡した。「小型艇は紅稗型ミサイル艇で、各艇が2発のミサイルを搭載していた」と同記者は報告した。  この事態が起きたのはパラワン島から90カイリ(約165キロ)の排他的経済水域内。比国軍のティンドッグ報道官は9日、サンブラノ記者らの協力を受けて調査を始めると発表した。  2019年9月にもアユギン礁へ向かう輸送船を中国が妨害していることをパネロ大統領報道官(当時)が指摘、中国に対する不快感を示したことがある。(竹下友章)