台風や豚熱の影響で農業生産がマイナス
[ 222字|2021.1.29|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン統計庁によると、2020年通年の国内の農業生産伸び率は前年比マイナス1.2%だった。台風被害やアフリカ豚熱による養豚業への打撃などを受けて、特に第4四半期(10〜12月)がマイナス3.8%と大きく下落した。豚肉生産量に限ると前期比13%減少し、鶏肉生産量も同6%減少した。水産物の水揚げは同4.7%減、穀物生産は同0.4%減だった。農務省は2021年の農業生産伸び率目標を2.5%増に設定している。(28日・インクワイアラー電子版)