セミララ島への中国船寄港を問題視
[ 344字|2020.4.25|経済 (economy)|econoTREND ]
レガルダ下院議員=アンティケ州選出=は、同州セミララ島にある炭鉱の出荷作業のための中国船入港について、防疫強化措置違反の疑いがあるとして関係当局に徹底調査を求めている。同島で操業するセミララ・マイニング&パワー・コーポレーションは声明で、外国船の寄港や作業では乗組員を上陸させないなど、防疫強化措置の規制を遵守していると強調した。しかし、地元市民団体によると、3月9日以降、炭鉱の比人コンサルタントと3人の比人労働者の感染が確認された一方で、4月11日以降も3隻の中国船が入港しているという。東サマール州ギウアン町沖の鉱山島、ホモンホン島でも中国船が4月18日まで入港していたとされ、クロマイト鉱石の積荷作業をしていた比人労働者20人が隔離措置を受けている。(22日・インクワイアラー)