精米能力増強に着手
[ 272字|2020.4.17|経済 (economy)|econoTREND ]
農務省は13日、国家食糧庁に対し、精米施設の処理能力を増強し、備蓄米を増やすよう指示したと明らかにした。新型コロナウイルス対策の一環として農家と消費者双方を支援するためで、同庁に最先端の精米設備の導入や民間業者の活用も求めている。支援物資として地方自治体や社会福祉開発省に提供するコメを確保するため、同庁はもみ米買い上げを強化しており1〜3月期で237万袋のもみ米を調達した。収穫期の4〜5月で400万袋、今年1年で1540万袋のもみ米調達を目指している。政府の米備蓄量は820万袋分で、約4カ月はまかなえる水準。(13日・ブレティン電子版)