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　財務局は30日、90日物など主要な短期物財務省証券（TB）の公開入札を実施したが、新型コロナウイルスによる経済的影響を懸念した投資家らが依然、高い水準の応札レートを提示したため、同局は発行を中止した。市中銀行の金利指標ともなっている91日物TBの応札平均レートは前回発行時の3.024%から1.493ポイントも高い4.517%まで上昇していた。また応札額も76億ペソと発行上限額100億ペソに届かなかった。また、182日物と364日物のTB応札レートもいずれも前回比0.861ポイント、および0.845ポイントまで上昇したため発行を取りやめた。（31日・スター）