ニッケルアジア収益2019年は9.2%減少
[ 256字|2020.3.18|経済 (economy)|econoTREND ]
ニッケル鉱山大手のニッケルアジアは、2019年の純益が前年同期比9.2%減の38億2千万ペソに縮小したと明らかにした。減産と市場価格の低下のため。昨年はインドネシアからのニッケル鉱石の輸出増が価格を押し下げた。税引き、負債の返済等の前の利益は14%減の65億4千万ペソで、総収入も輸出減と為替の影響で同4%減の179億2千万ペソとなった。今年初めからインドネシアのニッケル鉱石輸出が禁止され、国際市場におけるニッケル価格が上昇すると予想されることなどから、今年の業績は上向くとみている。(15日・スター電子版)