マクロアジアが早期退職など促す
[ 307字|2020.3.18|経済 (economy)|econoTREND ]
実業家ルシオ・タン氏率いる航空業務支援大手のマクロアジアは16日、従業員に同日から無給休暇を取らせると発表した。同社は航空各社へのケータリング、空港地上支援業務、航空機整備業務を行っており、新型コロナウイルスの影響を受けている。自主的な交代制の無給休暇取得を全ての従業員を対象に行い、早期退職も募る。従業員数は子会社も含めて1万2315人だが対象人数は調整中。姉妹会社のフィリピン航空は先月、300人を解雇している。また、雇用を守るためとして、同社と子会社の管理職の給与の10%削減や新規雇用の停止も実施する。2〜4月期の同社の収入は目標額より8億6700万ペソ減少する見込み。(16日・インクワイアラー電子版)