国内ビール最大手のサンミゲルブリュアリーはこのほど、ベトナムにおけるビール製造事業を増強する計画を明らかにした。同社はすでにホーチミン市にビール醸造施設を有しているが、さらに生産能力を引き上げるため、新たな醸造施設の建設か既存の醸造施設を買収するかいずれかの方法を検討している。新たな醸造施設を建設する場合には約7000万ドルを投資する予定。ベトナムにおける1人当たりのビール消費量は1年間で平均44リットルと、フィリピンの同19リットルに比べて2倍以上多く、ビール事業拡大が期待されている。(29日・ブレティン)
サンミゲルがベトナムのビール生産施設を増強へ
2019/5/31
経済