知財権侵害商品押収額が6倍に
[ 260字|2018.8.28|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン知財権事務所(IPOPHL)によると、今年上半期(1〜6月)に同事務所や国家警察、関税局などが押収した知的財産権侵害商品の押収額が88億ペソとなり、前年同期の14億ペソに比べて6倍以上も増えた。政府が今年に入って摘発を再び強化しているためで、すでに前年通年の押収額82億ペソも超えている。押収した侵害商品の内訳は、たばことアルコール飲料が78%と最も多く、次いで薬品やパーソナルケア商品が13.6%だった。年間押収額は2014年が130億ペソと最多だったが、今年はそれを超える見込み。(24日・スター電子版)