犠牲者らに祈り伝える
[ 301字|2022.04.16 ]
ローマ教皇フランシスコは14日、駐フィリピン使徒任官のチャールズ・ブラウン大司教に宛てられた電報の中で、台風2号「アガトン」による洪水や土砂崩れの犠牲者らに言及し、祈りを伝えた。
15日付英字紙スターによると、教皇はバチカン国務長官のピエトロ・パロリン枢機卿の署名入りの同電報には、カトリック教徒が大多数のフィリピンが聖週間を迎える中、東部ビサヤ地域を中心に甚大な被害で「苦しむすべての人々と連帯する」とした。
また「死者や負傷者、避難民、そして復興作業に当たるいる人々のために祈る」とし「精神的な親近感の現れとして、教皇は進んでフィリピン人全てに神の力と平和の祝福を呼び掛ける」とも述べた。