アヤラ財閥系医薬品販売・病院運営会社ACヘルスケアのパオロ・ボロメオ社長兼CEOは、今後10年間で事業拡張を積極的に推進し、同社の企業価値を20億ドルまで引き上げる目標を明らかにした。傘下の医薬品販売チェーン店舗網を現行の880店から1150店まで拡大させるほか、経営するクリニックも236カ所から300カ所超まで引き上げる。また、国内の主要都市で展開する総合病院チェーンも現行の6カ所から10カ所に増やす。特に総合病院チェーンの拡大が重要だとして、現在の総ベッド数800床を病院買収を通じて3000~4000床に引き上げることを目指しており、地方都市の病院運営会社と買収交渉を進めているという。同社は昨年の連結売上が94億ペソと23年比10%増加したが、特に病院チェーン子会社のヘルスウェー・メディカル・ネットワークの売上が前年比22%増加している。(25日・マニラブレティン)
ACヘルスケア企業価値 10年後に20億ドル目指す
2025/4/28
経済