中央銀行によると、2024年通年の外国直接投資の純流入額が89億3000万ドルとなり、23年比0.1%増とわずかに拡大した。外国直接投資は過去2年連続で縮小していたが、3年ぶりに前年実績を上回った。しかし中銀目標だった90億ドルには到達できなかった。ただし、昨年12月単月の外国直接投資純流入額は1億1000万ドルと前年同月の7億4300万ドルから85.1%減少しており、単月ベースの純流入額としては2013年12月に記録した1億216万ドル以来、11年ぶりの低水準となった。昨年は社債への投資額が62億3000万ドルと前年比4.7%減少したことに加え、収益の再投資も11億7000万ドルと同11.2%減少した。一方、出資・株式取得が15億4000万ドルと同42.4%増加した。(11日・スター)
24年外国直接投資 89.3億ドル純流入
2025/3/12
経済
