中央銀行によると、2024年通年の外国ポートフォリオ投資（ホットマネー）は21億ドルの純流入で、23年の２億4880万ドルの純流出から純流入へと転じた。しかし、12月単月では４億8737万ドルの純流出だった。昨年11月に米国大統領選でドナルド・トランプ氏が再選したことで、同氏の強硬な貿易政策を警戒した投資家らが比からの投資引上げを加速させたためとみられている。昨年１年間の比証券取引市場に対する外国短期投資の総流入額は179億ドルと23年比39.2％増加したのに対し、総流出額は158億ドルと同20.5％増加した。昨年の証券市場に対する外国投資の動きは８億9753万ドルの純流出となっており、23年の10億ドルの純流出に比べて縮小している。（３日・インクワイアラ―）