国内通信最大手のフィリピン長距離電話（ＰＬＤＴ）のパギリナン会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は２日、同社保有のマニラ電力（メラルコ）株8.74％を売却する交渉に入っていることを明らかにした。ＰＬＤＴとその持株会社のメトロパシフィック・インベストメンツ社は2009年、子会社を通じてメラルコ株17.48％、32.48％をそれぞれ取得した。ＰＬＤＴは５月30日に持株の半数を売却したが、さらに残りも来年６月までに売却する予定という。（３日・ブレティン）