マニラ電力(メラルコ)傘下の発電会社メラルコパワージェン(Mジェン)がブラカン州とヌエバエシハ州にかけて総額2000億ペソをかけて開発中のMテラ・ソーラー事業第1期で、これまでに778メガワット分の太陽光パネルの敷設が完了し、国内の太陽光発電事業として最大規模に達した。今年6月末時点の第1期事業の進捗率は54%で、来年初めまでに完工予定。その後、第2期事業を着工して2027年までに総発電量1500メガワットの太陽光発電所として操業開始する予定で世界最大規模となる見込み。当初計画では第2期事業の操業を2030年に予定していたが、3年ほど前倒しする。Mテラ・ソーラーの建設はMジェンの子会社であるSPNECが実施しており、同社は最近、国内銀行グループと総額1500億ペソのシンジケートローン契約を締結、比国内では最高額の融資となる見込み。(9日・スター)
比最大規模の太陽光発電に
2025/7/11
経済