再生可能エネルギー企業オルターナジー・ホールディングスは8日に声明を発表し、ケソン州アラバット島で開発中の風力発電事業に使用する大型風力タービン2台が現地に到着したことを明らかにした。合弁相手のエンビジョン・エナジーが製造したそれぞれ8メガワットの発電量を持つタービンで、比国内では最大規模となる。ブレードの長さは90メートルで、サッカー場の長辺に相当する。このタービンを設置するタワーの高さは195メートルあり、マカティ市のRCBCプラザなどのような50階建てのビルに相当する高さ。アラバット島における風力発電事業は今年末までに完工予定で、完成すればケソン州で操業する初の風力発電となるだけでなく、フィリピンの太平洋沿岸地域においても初の風力発電施設となる。(9日・マニラブレティン)
風力発電タービン 2台が比到着
2025/4/11
経済