アボイティス財閥のエネルギー部門会社アボイティスパワーの資産運用部門Hedcorは最近、国内の良質なアラビカコーヒーの生産地として知られているベンゲット州バクン町の農家に対してアラビカコーヒー苗5000本やカカオ種苗500本などを提供した。バクン町は標高1500~2500メートルと標高差が大きく、アラビカコーヒーの生産地として理想的な農地を抱えており、現地のアラビカコーヒー豆の品質やフレイバーが市場で高く評価されているものの、供給量が限られているのが問題となっている。Hedcorはバクン町における水源地保護事業にも130万ペソを支出しているほか、換金作物であるアティスやレモン、ランブータンやランソーネスの苗もそれぞれ500本ずつ寄付し、鶏糞250袋も堆肥支援として農家らに支給しているという。(2日・スター)
コーヒー産地に苗木など提供
2025/3/4
経済
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