BESSシステムをファーウェイに発注
[ 383字|2024.12.10|経済 (economy)|econoTREND ]
マニラ電力(メラルコ)の発電子会社メラルコ・パワージェン(Mジェン)は、ヌエバエシハ州とブラカン州で進めている総容量4500メガワット時のバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)事業で、中国企業のファーウェイ・インターナショナルとシステム供給契約を結んだ。Mジェンの子会社テラソーラー・フィリピンが契約主体で、ファーウェイ・インターナショナルから最先端のBESS技術の提供を受ける。2027年中に完成予定で、世界でも最大規模のBESS施設になる。Mジェンはすでに両州における太陽光発電施設の設計・調達・建設(EPC)契約を中国のパワー・コンストラクション・コーポレーション・オブ・チャイナとチャイナ・エナジー・エンジニアリングの中国企業2社に発注したばかりで、これらの太陽光発電事業からの余剰電力を貯蔵するためのBESS事業も同時に進めている。(8日・スター)