第3次再エネ 入札来年1月に延期
[ 371字|2024.12.9|経済 (economy)|econoTREND ]
エネルギー省のフエンテベリャ次官は5日、エネルギー投資フォーラムに参加した際、今年末までに実施予定だった再生可能エネルギー発電業者を一括で競争入札で選定する第3次グリーン・エネルギー・オークション(GEAー3)を来年1月に延期すると明らかにした。エネルギー規制委員会による電源種別ごとの契約価格ガイドラインの策定が遅れていることが要因とみられている。エネルギー省では今回のGEAを通じて、揚水式発電4000メガワット、貯水式水力発電300メガワット、地熱発電100メガワット、流れ込み式水力発電75メガワットからなる総発電量4475メガワットの再エネ発電事業計画に対する事業者を入札で選定する予定。同省は来年にはエネルギー貯蔵システムを中心とするGEAー4や洋上風力発電事業を中心とするGEAー5も実施する予定となっている。(8日・スター)