クラーク特別経済区に近代的職業訓練拠点
[ 358字|2024.11.22|経済 (economy)|econoTREND ]
クラーク開発公社(CDC)と技術教育技能開発庁(TESDA)が、クラーク特別経済区内に近代的な職業・技術教育訓練拠点「地域TVETイノベーションセンター(RTIC)」を建設する。両者はこのほど、用地使用権を巡る合意書に署名した。事業費は2億750万ペソで、アジア開発銀行がフィリピン技能職業教育訓練プログラムにおける革新技術支援事業の一環として融資する。今回の拠点は、スマートウェアハウスやロボット工学研究、スタートアップ向けのインキュベーション施設などの先端技術も装備された倉庫・ロジスティックス運用分野やビッグデータ分析分野に関する職業訓練施設となる見込み。ゴンザロ・プヤット・スクール・オブ・アーツ&トレードと提携して特定産業の技能習得にフィットした職業訓練プログラムの構築を目指すという。(21日・スター)