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　アボイティス財閥系拡大商銀大手ユニオンバンクは 11日、比投資信託会社で資産規模４位のＡＴＲアセットマネジメント（アトラム）とそれぞれの投資信託運用部門子会社を合併することで合意したとフィリピン証券取引所に報告した。合併後はアトラム・トラストに統合し、総運用資産額が4850億ペソに達する国内有数の投資信託会社になる。合併に伴いユニオンバンク側がアトラム・グループの株式27.5％を３億ペソで獲得する。アトラム・グループは今年10月にもティ財閥が経営していた資産運用会社、ファーストメトロ・アセット・マネージメントの70％株式を買収して傘下に置くなど、投資信託事業分野で積極的なＭ＆Ａを繰り広げて事業規模を急拡大している。（12日・インクワイアラ―）