「日刊まにら新聞」ウェブ

　フィリピン証券取引所は、セブ市に拠点を持つ新興燃料小売り業者トップライン・ビジネス・ディベロップメントの新規株式公開（ＩＰＯ）申請を承認した。売り出し期間は11月27日から12月３日の予定。普通株式36億8000万株を売り出し、31億6000万ペソの調達を目指す。上場は12月12日の予定で、今年４社目の同取引所での上場となる見込み。同社は調達した資金でセブ州マクタン島とボホール島に石油製品備蓄施設を建設するほか、燃料タンカー船や燃料トラックを購入し、給油所10カ所を新設する。比証券取引所は今年の新規株式公開の目標数を６社、調達目標額合計を1750億ペソに設定していたが、４社にとどまる見通しとなった。（２日・スター）